「マイホームっていつ購入したらいいの?」
みなさんはこのようなことを考えたことありますか?
中には「ずっと賃貸がいい!」と考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、日本人の持ち家率は60%を超えておりまだまだ「持ち家信仰」が強いのも事実です。
大抵の場合マイホーム取得には住宅ローンという借金を背負うことにもなりますので、計画的に進めるに越したことはありません。
そこで今回は現役住宅営業マンである私なりの見解をまとめますのでぜひ参考にしてください。
こんな方におすすめ
- いつマイホームを取得しようか迷っている
- そもそもマイホーム必要?
マイホーム取得のベストなタイミングは『人それぞれ』
「 これだ!」という答えを期待していた方はすみません。。。
実際に購入するベストなタイミングとは、お客様それぞれにおかれた状況が異なるため一概には言えないのです。
しかし長年の経験から言わせていただくと、いくつかの傾向があるのも事実です。
特に多い4つのタイミングについてお伝えします。
結婚
「新婚生活を新居でスタートさせたい」と考えるカップルは多いです。
2人の新生活を新居で迎えられたら幸せも倍増しそうですよね!
私のお客様で、奥様の両親へ初めてのあいさつで「結婚の申し込み」と「新居購入の報告」を一緒にされた方がいらっしゃいました^^
出産
子供が生まれたことにより「部屋が手狭になる」と考え購入検討が始まるようです。
このタイミングであれば「柱に身長の印をつける」などマイホームでお子さんが成長していく姿を楽しむことができますね。
入学前
特に小学校に入学するタイミングで購入される方が多いです。
「子供に転校をさせたくない」とお考えの場合はこのタイミングを逃せないため計画的に探す必要があります。
定年退職
定年退職のタイミングも意外と多いです。
「現住居エリアで購入するパターン」と「生まれ育った地元に帰って購入するパターン」とに分かれます。
このタイミングで購入する場合は、住宅ローンを組むにもハードルが高いためしっかりと自己資金を貯めておかなければなりません。
ココがポイント
抑えるべきポイントは2つ
繰返しになりますが上記で紹介したタイミングはあくまでも目安にすぎません。
もしあなたが購入するタイミングを迷っているのであれば次の2つのポイントについて考えてみてください。
必要性を考える
あなたはなぜマイホームを取得する必要があるのでしょうか?
- 自分の夢のため?
- 子供のため?
- 世間体?
- ローンの支払い年数?
きっかけは些細なことかもしれませんが、ちゃんと深堀して考え整理することが重要です。
この理由が定まっていない限り、個人的に購入するタイミングではないと思います。
必要性の理由が明確になってこそ、迷いがなくなり絶好の購入のタイミングになるのです。
返済計画を見通す
現金で一括購入でなければ住宅ローンの返済に目を向けなければいけません。
個人的な意見としては
「いつか購入しようと決めているのであれば一日でも早く購入して返済をスタートさせるべき」だと思っています。
理由は2つあり
- 早く返済をスタートできれば完済もその分早くなる
- 家賃の支払いが無駄
であると言えるからです。
ゆとりのある返済計画を実現するためにベストなタイミングを逃さないことが大切です。
ココがポイント
「購入しない」も一つの選択
ちなみに必要性を考えて納得がいく答えが出なかった場合、無理してマイホームを取得する必要はないと思います。
マイホーム取得が全てではない
マイホーム取得は豊かな人生を送るための一つの手段です。
所有しなくても何ら問題はありません。
その分のお金を有意義な人生のために使うのであればそれも素敵なことだと思います。
マイホームでしか叶わないこともある
とは言ってもやはり「一生に一度は自分の城を持ちたい」と考える方も多いのが日本人です。
個人的にはローンの返済は大変ではありますが
- 売買契約を交わした日
- カギを受け取った日
- 引っ越した初日
この3つの日の感動は決して忘れることはできませんし、それ以外にも数えきれないくらいのたくさんの思い出ができました。
マイホームっていいものですよ!
ココがポイント
最後に
マイホームを購入するタイミングって本当に迷うと思います。
周りの人に相談するのもいいと思いますが、最終的に判断するのは購入する本人です。
真剣に悩み、考えて決断するからこそ手に入れた時の喜びはひとしおです。
『必要性』と『返済の見通し』をしっかりと自分の中に落とし込み、素敵なマイホームを購入されることを祈っています。
本日も読んでいただきありがとうございました。